えー、みなさんこんにちわ、うましかと申す者です。
今回は9月27日発売のきまぐれテンプテーションの感想を描いていきたいと思います。
全体的には満足でした、アンネの一人称などの違和感などに関しては物語で理由が分かるようになっており、展開も無駄がなく面白かったです。
しかしながら最後の終わり方が雑いうか、取ってつけた用なハッピーエンド?感があるのは否めませでした。
取ってつけたハッピーエンド?感に関しては後述したいと思います。(こっちが本編)
- 探索システム
面倒臭い、とは感じませんでしたがTRUEENDに必要な注射器を見つけるのが結構難易度高めだと思いましたね。
今は攻略サイトなど充実しているので助かりました。
- シナリオ
僕自身ミステリー系や捜査関連のシナリオは面白く感じてしまう為、どんどん謎が解けていく様子やアンネの一人称が不安定な理由が分かった時など楽しい場面が多かったです。
所々に死生観が織り交ぜていましたが、キャラの個性を引き立たせる位だったと思います。
個人的にはクーリィのパパとママのギャップが素晴らしかったですね、その後照れてたのも合わさって警告:100点
- 何故取ってつけたハッピーエンド?感を感じたのか?
今作で出てくる人外生物は全て殺された人の魂で出来ており、その辺の原因解明や幽霊になった経緯が物語の主体であり全て細かく説明されているのに対して、アンネを復活させる事に対して記述は「外法を犯すことになるぞ」などのセリフと悪魔や天使を作り出す方法しか記述されていません
極端な話アンネを復活させる方法が「廃墟になったラブホにピンク髪で巨乳の悪魔が住み着いてる」という噂を流し、前世が絵師でありアンネリーゼを見た事がある、みりあちゃんにイラスト書かせて概念として生み出す
なんてことも可能なわけで、アンネ復活に到るまでの描写、あるいは概念としてか、人を殺して作り出したのか、主人公の想いで作り出したのか?という復活アンネのルーツを知りたかったです。
エピローグの会話がないのは何故?
最後の1枚絵、前作のカノセカではエピローグ的な会話があったのに今作はありませんでした、、
何故なかったのか自分なりに考えた結果、やはりロープライスという尺では足りなかったのではないか?と思ってしまいました。
これがフルプライス、ミドロであればアンネを復活させるに至っての経緯や、主人公の努力、また復活したアンネリーゼが主人公との記憶を保持しているのか
までの説明が追加されたのかなと考えてしまいます。
いきなり主人公と復活したアンネが立っているCGを見ても感動のかの字もなく、良かったね^^程度にしか思わなかったです。
やはり、ピークはアンネが主人公に殺してと言って抱き合っているCGの部分だった思います。
- 復活したアンネは記憶がそのままなのか?
これも終わったあと浮かび上がった疑問であり、エピローグで会話がなかった理由の一つでもあると思います。
これは完全に僕の考察でしかありませんが、復活したアンネは記憶を保持していないと思います。
まず理由の1つ目ですが、主人公は約束する時「もう一度お前を抱きしめる」と言っていました
その約束を果たしたことを表現するのであれば都会を背景に抱き合うCGが適切なのではないか?と思います。
また、今の私とは違うなどの発言も含め、2人がだだ立っているCGからは別人として産まれたアンネリーゼと共にいるという製作者の意図が個人的には伝わってきましたね。
もしそうなら主人公的にもアンネリーゼ的にも本当にハッピーエンドなのでしょうか?
考えれば考えるほどど壺にハマり、製作者のみが知る世界でキリがないため考えることを辞めました。
ロープライスでなければここら辺のことを書き切れていたのかなぁと思うと残念です、
以上が終わり方が雑と思った経緯です。
- 総評
エンディングには納得いかないものの、プレイ中は探索システム等含め、展開にも無駄がなくとても楽しめたのでオススメしたい作品の一つです。
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