キャラゲーとしても哲学的なSFを扱うにしても中途半端って感じだった


















以下個別とグランド感想

プレイした順番で


唯々菜ルート



あいん4

1番ゴミ


量子力学という題名にもあるアインシュタインですら完全に理解することがなかった分野を出した上にそれを投げっぱで片付けたので、最初から出すなとしか言いようがない。
主人公だけが思い出したこともプリクラやら記憶の残滓が〜と量子力学で片付けてたので余計に意味がわからない。
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かすみルート




特に言うことなし、このルートに流星病の発症いる?という感想はあった

あいん6

俺もこれやりたかった、男子校だったからまず女子がいなかったけど、共学はこれできたの?




忍ルート


あいん7


急展開からの戦闘シーンがガチでしょぼすぎて笑った。
これはグランドルートのネタバレにならないように多少CGやらキャラの立ち絵を渋ったのが原因だと思うが、そのせいで青い背景に主人公が「うぉぉおおおおお」って叫んでる

だけなのでシュールすぎる



このルートを有村とグランドの前にやったおかげで割とすんなり入り込めたので
かすみ→忍→坂下とやるのが1番いいのかも


このルートでは鯨に眠る知識や真理を求めて人間が争っているらしい、主人公含めロボットに乗る戦闘人数も4人だしダブルオーかよ




有村ロミ


グランドルートへの布石でしかないので、特に何も思うところなし

あいん5

将来的に研究室でこれやりたい



グランドルート

もはや唯々菜ルートでの量子力学とか忘れさったようにSF展開、主人公の魂が2つに分裂した説明の裏付けを唯々菜ルートでしたかったのだろうが、圧倒的に説明不足というか、解明されてない量子力学で片付けるな


戦闘演出は忍ルートとは対照的でCG使いまくってたしそこそこクオリティは高かったと思う。



あとロボットが怖い、生物的に恐怖を感じる
あいん3





全体的に


個別でとばっちり受けてたり、難解なのは坂下ルートのせいでそれを除けばその他のルートは単なるSF作品と化していたので、戦犯は量子力学という分野を用いてしまった事だと思う、単純に幽体離脱で済ませておけば全部解決できるし


キャラゲーとしては個別が短すぎるので思い入れがないし、SF作品としても巫女や父親など掘り下げ不足が目立ったので中途半端だった。


絵とキャラデザと声は最高の素材揃ってるし、個別が短いのがもったいなすぎる



以下妄想
量子力学について


これについて僕は高校時代に通っていたSEGの雑談に良く花を咲かせる講師の発言を思い出した。


その講師が原子物理を教えるにあたって原子物理と数学的帰納法は人間が都合よく解釈した事実上の敗北宣言だ
と言っていたのを今でも覚えてる、なぜ敗北宣言かという事を1時間近くかけて熱弁していたが理解は出来なかった。
しかし灘から東○理IIIに入り卒業した後に物理の世界に進んだ、常人では考えられないキャリアの持ち主なので、そのレベルの人でないと分からないのだろう。

世界の真理とはこの講師がいった、敗北宣言をした事象や、未解決の全物理的事象を示していると考えると、人生を賭けて好奇心だけで研究しているような科学者が世界や自分がどうなっても真実を知れるならというこのゲームにも出てきた危険思想も納得出来るかなと


大学受験をしたことがあるなら1度は耳にしたことがあるボーアは量子力学に対して"量子論を聞いた時ショックを受けない人は量子論を理解することが出来ない"
とまで言っているので、自己解釈ですませられる人は羨ましいなぁと思った。